草原の生活

[戻る]
2003.1.1
日本が誇る一大血統だったノーザンテースト系の大ピンチです。
後継種牡馬がいないと事態招いてしまいました。

現在いる競走馬か幼駒が種牡馬入りしない限りノーザンテースト系は絶滅です。
海外には存在しない血統なのでできれば存続してほしいものです。

現在ノーザンテースト系の競走馬はたった6頭。みんな条件馬です。
やはり自分で所有したほうが確実に種牡馬入りさせられそうです。
まだ売れていない幼駒は・・・1頭いました。評価額は安いので売ってくれそうです。
早速購入しました。がんばってノーザンテースト系の復活を目指してがんばりましょう。

2003.1.2
芝2600の日本レコードを持つツメタイカゼが治療を終えてレースに帰ってきました。
復帰初戦は小倉記念(GV)です。あまり人気にはならず6番人気でした。
長期放牧している間にピークを過ぎてしまったのでしょうか?不安がよぎります。
しかし、レースでは序盤からいい位置につけ、危なげなく勝利を手にしました。
しかもまたもやってくれました。小倉・芝2000のコースレコードを叩き出したのです。
この馬ほどレコードタイムが合う馬はいませんね。感服します。

さて、いい形でスタートを切れました。次は海外G1に挑戦することにしました。
カナディアン国際(米GT)、ロイヤルオーグ賞(仏GT)、メルボルンC(豪GT)
に出走しましたが、結果は5着、4着、2着と惜敗が続きました。
斤量がかなり重くなっていたので仕方がなかったのでしょう。

疲労がたまってきたので放牧に出すことにします。来年こそは念願のGTをとりたいものです。

2003.1.3
期待をしていた馬がいよいよ本格化してきたみたいです。

彼の名はテーマブロウ。テールブロウ産駒です。
この子のお姉さんは、セリに出してしまったので所有馬ではないけど、
桜花賞、高松宮記念と2度のGT勝ちをしています。
それに幼駒のころに安田千六さんが絶賛してくれたこともありました。

デビューから期待して見守っていたのですが初勝利は3戦目、その後も8着、5着と
今ひとつでしたがその後は4連勝し、阪急杯(GV)まで制覇しました。

そこで、高松宮記念(GT)に挑戦することにしました。
1番人気でしたが、結果は惜しくも3着でした。
でもこの子は生粋のマイラーです。本番は安田記念でしょう。
京王杯SCを叩いて本番に向かう予定です。調子を落とさなければだけどね・・・

2003.1.4
テーマブロウが京王杯SCに出走しました。3番人気でしたが結果は、15着と惨敗。
確認するとやはり調子を落としていました。これでは安田記念はチョット無理そうなので
放牧に出すことにしました。秋のマイルCSを目指すことにします。

放牧明け、初戦は京王杯オータムHに出走、2着と惜敗でした。
この後はスプリンターズS、マイルCSと行く予定でしたが、なんとまた調子を崩してしまい
泣く泣く放牧へ、今回のWP6ってなんだか調子の維持が難しい感じがします。
(私がへぼい事はよくわかっているんですけどね・・・。それでも難しくなってる気がする)

そうそう、調子と言えば、せせらぎ牧場が期待しているもう一頭ツメタイカゼも
今年は全然調子が上がらず、前哨戦と思って出走したレースが終わると調子を崩し、
本番に出走できないといったことを繰り返してしまっています。

それでも、年末何とか調子が回復し、香港ヴァーズ(GT)に出走しました。
1番人気でしたが、クビ差の2着でした。
ツメタイカゼはもう7歳なので引退しなければなりません。
レコードを3度も取るなど印象に残る競走馬でした。
怪我などもありGTは惜しくも手にできませんでしたが、実力があるのは間違いないので
せせらぎ牧場の種牡馬として迎えてあげる事にしました。

もう1頭テーマブロウも引退する事になりました。
期待していたのですが結局GTを勝ち取ることができず、種牡馬入りは出来ませんでした。

2003.1.5
せせらぎ牧場の目標はあくまでヒシアマゾンの牝系を発展させることです。
ヒシアマゾン産駒の牡馬であるテールブロウは種牡馬入りした後、かなりの活躍を見せ、
GT勝ちした産駒を4頭も送り出していますが、牝馬であるキタイノカゼ、フリーウインドの
産駒達は目立った成績を残せず、お母さんを超える牝馬が出てきませんでした。
ツメタイカゼは牡馬ですし・・・・

しかし、とうとう重賞勝ちをした牝馬が登場しました。
彼女の名前はシルフィウインド。フリーウインドの子供です。
彼女は何と距離適正:万能、脚質:自在と何でも来いと言った感じなのです。
(馬場適性は芝だけど・・・)

彼女はあまり人気を集める競走馬ではありませんでした。
1番人気になったのは新馬戦のみで他は3〜5番人気でした。
しかしその自在の脚質で勝利を続け、4歳1月にとうとう、AJC杯(GU)を勝ちました。
調子を落としたので放牧に出しましたが、放牧明けにはGT戦線に殴りこみです。
お母さんが成し遂げられなかったGT勝ちをしてもらいたいとこです。

2003.1.6
相変わらずテールブロウ産駒の活躍は素晴らしいものがあります。
また1頭GTを勝ち取った牡馬が登場しました。

名前はブロウコート。10戦目にフェブラリーS(GT)でGT馬となりました。
彼はシルフィウインドとは対照的に常に1番人気でした。フェブラリーSでも当然の如く
1番人気で危なげなく勝利を手にしました。

フェブラリーSでは安田千六さんも取材に来ていて、必ず素晴らしい記事を乗せてくれると
興奮気味に約束してくれました。

翌週、秘書から嬉しい報告を受けました。
なんとブロウコートがドバイワールドC(GT)の日本代表に選ばれたのです。
体調も問題なさそうなので二つ返事で出走を決めました。

日本代表。いい響きではないですか、ものすごく楽しみです。

話は変わって、昨年の12月にブロウコートの全弟がデビューしました。
彼の成績は2戦2勝、まだ重賞には出走していないですがお兄さんの成績を見る限り
この子も期待出来そうです。テールブロウ産駒の勢いは当分続きそうですね。

2003.1.7
ドバイワールドCがやってきました。ブロウコートは6番人気でした。
やはり世界でも最高峰の1つに数えられるレースです。格が違うのでしょうか?
でも人気が全てではないはずです。まだ期待は捨てませんよ。

レースでは最後の直線で伸びずに12着、惨敗を喫してしまいました。
やはり世界のレベルは高かったですね。今回はまったく相手にならなかったけど、
いずれ雪辱したいものです

彼の全弟も初重賞にチャレンジしましたが、7着でした。
兄弟そろって負けてしまったのね・・・^_^;

2003.1.8
春です!!また今年も春のGT戦線が始まりました。

今年の期待は何と言っても、せせらぎ牧場が誇る万能馬シルフィウインドでしょう。
まずは天皇賞・春です。5番人気でしたが彼女にとってはいつもの事です。
自慢の自在の脚で好走を期待したいとこです。
他馬の脚質を確認すると差し馬が多そうなので先行を指示します。

ゴール前までかなり粘りましたが1.5馬身差の4着でした。
やっぱり放牧明け初戦でGTはつらかったかな?
でもGT戦線は始まったばかり。そして彼女の最大の武器は距離適正:万能。
レースを選ぶ必要もないくらいです。この後は安田記念、宝塚記念に挑戦する予定です。

2003.1.9
万能馬シルフィウインドが、安田記念に挑みました。
彼女は相変わらず人気にはならないですね、ここも4番人気でした。
先行馬が多いので今回は差しで行きます。
4コーナーで馬群が少しゴチャついてしまいラストスパートの出だしが遅れ気味でしたが、
ゴール前で懸命に追い上げます。
1頭、また1頭とかわして行き、後2頭と言うところでゴール。惜しい3着でした。

続く宝塚記念では7番人気でした。
前走だって強かったのに何でだろう?やはりGTの壁は高いのでしょうか?
新聞を確認すると天皇賞・春、安田記念の勝ち馬たちも出走してきています。
ぜひ雪辱したいです。7番人気だけどこの馬には関係ないはず、と信じたいです。

今回も差しを指示しました。ただ今回は3コーナー辺りから早めに仕掛け4コーナーを
回った辺りでは2番手につけました。
シルフィウインドの脚質は自在です。前に出てもその粘りは素晴らしいものがあります。
先行している馬に追いつくと激しい叩きあいの末、半馬身ほど抜け出しそのままゴール。
ついにGT勝ちを手にしました。そしてなんとコースレコードのおまけ付きです。

やっと彼女の強さが証明できたようでほんとに嬉しい瞬間でした。
これで今後のレースでは人気も上がってくれるでしょうか?
とりあえずシルフィウインドには放牧に出てもらって秋に備える事にしました。
次はエリザベス女王杯、有馬記念辺りが目標になるはずです。

ドバイワールドCで惨敗を喫してしまったブロウコートはその後も不調で
GUを2戦走りましたが6着、4着でした。調子も落としてしまったので放牧に出しました。
ここのところチョット不調ですが、ブロウコートにはGT馬の意地を見せてほしい所です。
秋には短距離路線でがんばってもらう予定です。

一方、ブロウコートの全弟は重賞(GV)で勝ちました。次の目標はGTです。がんばれ!!

2003.1.10
今年の秋、せせらぎ牧場は春以上に盛り上がりそうな予感がします。
GTに出走予定の所有馬が4頭もいるからです。

まずは宝塚記念を制した万能馬シルフィウインド
彼女はまず毎日王冠からエリザベス女王杯、有馬記念へといく予定です。
もちろん好走してくれる事を期待していますが、
それとは別に、人気に集める事ができるのかどうか気になっています。

次にドバイ以降あまり調子の出ていないブロウコートですが
彼はマイル戦線に挑んでもらう予定です。
スプリンターズSからマイルCS、香港マイルとGT3連戦してもらいます。
何とか復活を果たしてほしいものです。GT2勝目を期待しましょう。

ブロウコートの全弟レインブロウもGT戦線に挑戦します。
彼はお兄さんとは違いダート馬なので地方GTと海外GTに行って貰います。
ダービーグランプリ(地方)、南部杯(地方)、フランシス記念ダッシュS(米)、
マリブS(米)のGT4連戦です。ぜひ兄を超える活躍を期待してしまいます。

最後の1頭は、セリで購入した牡馬です。
彼は地方重賞を2戦圧勝しているダート馬です。
条件戦を卒業するのに時間がかかりあまり期待できないと思っていたのですが、
ここにきて急に本格化してきました。
彼には、JBCクラシック(地方)、ジャパンCダート、東京大賞典(地方)と
GT3戦に出走予定です。どこまで行けるか非常に楽しみです。

2003.1.11
万能馬シルフィウインドが秋初戦、毎日王冠に出走します。
彼女の場合はどうしても人気が気になります。
新聞を確認すると2番人気、どうしても1番人気になれません。GT馬なのに・・・
1番人気を確認すると昨年の有馬記念の覇者でした。相手もGT馬ならしょうがないかな。

レースでは後方から行きましたが前に壁が出来てしまい前に行くのが遅れてしまいました。
はらはらしましたが、ゴール前で素晴らしい脚をみせ何とか先頭馬をかわしてゴール。
結果をみると日本レコードを出しての勝利でした。やっぱり彼女は強いです。
次走こそは1番人気になってくれるでしょう。

次走は本番、エリザベス女王杯です。
気になる人気は・・・3番人気(泣)1、2番人気は秋華賞1、2着馬でした。
つまり3歳馬代表と古馬代表のぶつかり合いと言うわけです。
面白いじゃないですか。古馬代表として受けて立ちましょう。人気では負けたけど・・・

彼女には人気なんか関係ありません。じっくりと後方待機して3コーナー回った辺りから
除々に差を詰め、4コーナー過ぎた時点では2番手につけ最後の直線で先頭に踊り出て
そのままゴール、圧勝です。またも日本レコード勝ちです。
周りに実力を見つける事が出来ました。ちなみに3歳代表の1番人気馬は5着でした。

2003.1.12
マイル・短距離路線を担当するブロウコート、レインブロウ兄弟の秋の出だしは
あまり好調ではありませんでした。

お兄さんのブロウコートはスプリンターズS、マイルCSに出走し4着、10着と完敗でした。
復活を期待しているのですが、もうピークを過ぎてしまったのでしょうか?

全弟のレインブロウの秋初戦はダービーグランプリです。
結果は8着と惨敗してしまいました。

彼はどうもマイラーだったようです。騎手も距離の融通がきかなそうと言っていました。
次走は得意距離である南部杯の予定です。初のGT制覇に期待していたのですが、
何と除外されてしまいました。泣く泣く他のレースを探します。
距離が短いかも知れないですがJBCスプリント(地方GT)に出走する事にしました。

2番人気になっています。少しは期待できるかもしれない。
レースは最後の直線で4頭の壮絶な追い比べになりました。
レインブロウは4番手にいます。やはり距離が足りないのでしょうか。
固唾を呑んで見守っていると前の馬が1頭、また1頭失速して行きます。
ゴール直前最後の1頭に何とか追いつきゴール。写真判定になりました。
アナウンサーもどちらが勝ったかまったくわからないと言っています。

VTRを確認するとアタマ差でレインブロウの勝利でした。
これで兄弟そろってGT馬になる事が出来ました。不安だっただけに余計に嬉しいです。
次は海外GTに挑戦予定です。年末のマリブS(米)、ここでもがんばってほしいものです。

所有馬のなかでGT挑戦する最後の1頭、セリで購入した牡馬は
JBCクラシック、ジャパンCダートに出走しました。
いずれも3番人気で結果も3着でした。人気どうりでしたね・・・(残念)

2003.1.13
年末、それぞれの馬が1年の締めくくりのGTに挑みます。

まずはブロウコートが香港マイルに出走します。
彼はもうピークを過ぎてしまっているのか、完敗が続いています。
このレースが引退レースになるでしょう。無事にゴールしてくれればそれで十分です。

記念レースと割り切って見守っていたのですが、最後の直線ではそれまでの不調がウソような
素晴らしい差し脚を見せてくれました。その上ゴール直前で前で粘る馬をかわしてゴール。
何とGT2勝目を手にしてしまいました。
本当にピークを過ぎたのでしょうか?わからなくなってしまいました。

お兄さんに引き続いてレインブロウが海外GT、マリブS(米)に挑戦です。
1番人気に押されています。兄弟そろって海外GT制覇が出来るでしょうか?
レースでは後方に待機し最後の直線で仕掛けました。
でも前の馬をごぼう抜きすることは出来ずに結果は4着でした。
初の海外戦にしてはがんばってくれたと思います。来年はリベンジが目標ですね。

セリで購入した牡馬は東京大賞典です。
前走、前々走に引き続いてまたも3番人気でしたが結果は1馬身の差をつけて勝利しました。

これで所有馬の中でGTに挑戦した4頭全てがGT馬になりました。
いよいよ今年の締めくくり有馬記念を残すのみです。

2003.1.14
有馬記念がやってきました。出走するのはせせらぎ牧場が誇る万能馬シルフィウインドです。
人気は・・・やっぱり1番人気ではありませんでした。
まだシルフィウインドの力を疑っている人が多いのでしょうか?
いいでしょう。こうなったら何度でも実力を見せ付けてあげましょう。

1番人気はジャパンカップの覇者。
2番人気はダービー馬。(なんとテールブロウ産駒)
他にもGT馬が多数出走しています。
やっぱり有馬記念は豪華な顔ぶれですね。相手に不足はありません。

レースでは後方待機。じっくり脚をため4コーナーに差しかかった辺りで仕掛けました。
前方にいる、ジャパンカップ、ダービー、菊花賞、天皇賞・春、秋、秋華賞、の覇者たち
を文字どうりごぼう抜きにして1着でゴール。
しかも、またしても日本レコードタイムを出してしまいました。

グランプリ春秋連覇と言う偉業も、いとも簡単に成し遂げてしまいました。
彼女はどこまで強いのでしょうか?来年も楽しみですね。
そういえば結局1番人気にはなれなかったけど、
結果を残したから年度代表馬とかに選ばれる可能性は高いですよね。
こんなに表彰式が楽しみなのは初めてですね。

予想どうりシルフィウインドは年度代表馬に選ばれました。
来年は日本最強の肩書きを手に海外に挑戦しましょう。

ピークを過ぎたかもと思っていたブロウコートですが、
調教師がまだ活躍できると言ってくれているので引退は伸ばしました。
来年もがんばりましょう。

2003.1.15
ヒシアマゾンの後継繁殖牝馬として活躍してくれていた、キタイノカゼ、フリーウインドが
引退しました。

キタイノカゼは2頭、フリーウインドは4頭、牝馬の産駒を残してくれました。
(他はみんな牡馬でした・・・)
今後は彼女たちの子供がせせらぎ牧場の発展を担ってくれるでしょう。
ほんとにお疲れさまでした。

彼女たちの産駒の中にはシルフィウインドのような日本中から注目されている子も
いることですし、せせらぎ牧場の将来は明るい感じがしています。
これからもがんばって行きましょう。

2003.1.16
新年になりました。やはり今年一番の楽しみはシルフィウインドでしょう。
日本最強であることは十分証明したので、世界の一流馬達を相手にしようと思っています。

3月5週のドバイワールドCから1年間かけて競い合うワールドSRC対象レースに
挑戦しようと思っています。

ダートは苦手なので初戦は、4月4週クイーンエリザベスU世カップからです。

悪いニュースも入ってきました。レインブロウが骨折してしまいました。
GT馬になりこれからと言うところだったのに非常に残念です。
復活を期待して、まずは治療に専念してもらいましょう。

彼に全国のファンから千羽鶴が届きました。
彼の復活を期待しているのは私だけではないみたいです。
ファンのためにも一日でも早く競馬場に戻りましょう。

2003.1.17
せせらぎ牧場から初のクラシック参戦馬が出てきました。
テールブロウ産駒の牝馬です。

せせらぎ牧場で生産したなかで活躍する馬はみんな晩成なのか
今まではクラシックに間に合わなかったのですが、彼女は3歳の5月にスイートピーSに勝利
オークスの出走権を手にしました。

オークスではやはり桜花賞組が人気になってますね。彼女は7番人気でした。
結果は9着、やはりクラシックのレベルは高いです。でもいつかはせせらぎ牧場から
クラシックを制する馬を送り出したいものです。

そのせせらぎ牧場で1番注目を集めているシルフィウインドですが海外で3戦しました。
結果は3着、1着、2着とさすがに全勝は出来ませんでしたが、
嬉しい事に3戦ともに1番人気でした。去年の実績が評価されているのか、
それとも海外の人たちは見る目があるのかわかりませんが、評価が高いのは嬉しいことです。

5月が終わった時点でワールドSRCのポイントはシルフィウインドが1位です。
これってチョット凄くないですか?まあワールドSRCも始まったばかりで気は抜けないですが。
シルフィウインドは本番の秋に備えて放牧に出す事にしました。

2003.1.18
世界でも注目を集めているシルフィウインドが秋のGTに挑みます。

春にはクイーンエリザベスU世Cを制しています。
秋にはどれだけの活躍を見せてくれるのか今から楽しみです。

バーテン大賞(独)、凱旋門賞(仏)、BCターフ(米)に出走し
その後日本に凱旋し、ジャパンカップ行く予定です。
ワールドSRCの順位も楽しみです。なんたって現時点で1位ですからね。

まずはバーテン大賞。1番人気に押されています。
でもレベルはやはり高いです。結果は、なんとか1着でゴールしましたがハナ差の勝利でした。

次に凱旋門賞、WP初代ではこのレースを制するとエンディングでしたよね。
WP6でもやはりレベルは高かったです。
1番人気に押されていましたが、結果は2馬身差つけられての5着でした。

遠征最終戦のBCターフ。
前走の雪辱を晴らしたいし、海外最終戦を勝利で飾って堂々と日本に凱旋したいものです。
願いが通じたのか最後の直線で壮絶な叩きあいを制し海外最終戦を見事に勝利で飾りました。

2003.1.19
世界でも大活躍を演じたシルフィウインドが日本に凱旋しました。

海外遠征の成績は6戦3勝、2着1回と立派な成績を残しています。
注目のワールドSRCも現在44ポイントで1位。2位に26ポイントも差をつけています。
ジャパンカップで上位の成績を収めれば年間1位が確定しそうな勢いです。
1位をとればせせらぎ牧場の名前もいよいよ世界レベルですね。(うかれすぎかな?)

そんなわけで凱旋初戦のジャパンカップに期待がかかります。
やはり世界での活躍が評価されているのか1番人気に押されていました。
彼女が日本で1番人気になるのは、なんと新馬戦以来なのです。
やっと日本のみんなも彼女の実力をわかってくれたみたいです。

みんなの期待を一身に背負ってレースに挑みました。
日本のGTで初めて1番人気になったレースです。負けられません。
さすがに圧勝とまでは行きませんでしたが1馬身差をつけての勝利を手にしました。

楽しみなワールドSRCのポイントも56ポイントと抜け出した感があります。
2位との差は38ポイントつきました。もう1位は確定なんじゃないですか?
(あと何レースあるんだろう・・・?)
これならもうワールドSRC対象レースに出走する必要はないでしょう。
シルフィウインドも激戦で疲労がたまっているので休ませる事にします。

2003.1.20
年末、シルフィウインドがワールドSRCに優勝した知らせが届きました。
これで名実ともにシルフィウインドは世界の名馬になりました。
今年でシルフィウインドは引退して繁殖入りする予定です。
彼女はせせらぎ牧場の代表繁殖牝馬になってくれるでしょう。
せせらぎ牧場の牝系発展のためにがんばってほしいものです。

シルフィウインドの殿堂馬入りが決定しました。称号はワールドホース。
世界を舞台に活躍した彼女にふさわしい称号ですね。

プラチナの像を飾る事になりました。
プラチナって金の像より上なのかな?前作は金の像が最高でしたよね?
しかも秘書はお金に余裕がないのでプラチナの像にしましょうと言っていました。
やっぱり金の像のほうが上なのかな?ダイヤとかあるのかな?
まあいずれ見る事が出来るでしょう。
(シルフィウインド・・・最高の像にしてあげられなくてごめんなさい。結構ショックです。)

その他3頭のGT馬たちも引退する事にしました。
今年もGT戦線で好走してくれたのですが、再度GT勝利を飾る事は出来ませんでした。
それでもみんな種牡馬入りするだけの成績は残しています。
今度は種牡馬としての活躍を期待しています。
いままでおつかれさま。これからもがんばってね。

2003.1.21
活躍していたGT馬達が引退した今、所有馬はすべて条件馬になりました。
すこしさびしいですけど、みんな条件戦でがんばってくれている中、
1頭の牡馬が兄の雪辱を晴らすべくデビューしました。

彼の名はソヨカゼ。キタイノカゼ最後の産駒で、
レコードを3度出しながらも怪我に泣きGTを勝ち取る事が出来なかった
ツメタイカゼの全弟です。(牝馬に生まれる事を期待していたのですが牡馬でした。)

12月のデビュー戦で勝利をあげたあと、3着、1着と3戦で条件戦を卒業し
3月に皐月賞トライアルの若葉Sに出走しました。
4番人気とあまり人気ではありませんでしたが、好走し2着。皐月賞出走権を獲得しました。
まだオープン勝ちもなく力が足りないかもしれませんが、
競走馬に生まれたからにはクラシックを目指すべきでしょう。皐月賞出走を決めました。

さすがに人気はないですね、5番人気でした。
お兄さんのツメタイカゼが本格化したのは4歳になってからなので、
今は掲示板に乗ってくれればいいかな。

正直あまり期待せずに見守っていたのですが、ゴール前かなりの粘りをみせて結果2着でした。
しかも勝つには後一歩と言った感じの惜しいレースを見せてくれたのです。
こんな走りを見せられたら次走の日本ダービーには期待してしまいます。

せせらぎ牧場産初のダービー馬にぜひなってもらいたいです。
ダービーでは2番人気になっていました。1番人気は皐月賞馬です。
お兄さんは距離が伸びるほどいい成績を残しました。
皐月賞の時の着差からみて、ダービーは期待してもいいかもしれない!!

スタート後、好位置につけいい感じでレースを進めます。
4コーナー過ぎた辺りで先頭にでました。少しづつ後方との差を広げて行きます。
これはいい感じです。そのまま押し切ってほしい!!
残り2ハロンで1頭の馬が差を詰めてきました。確認すると皐月賞馬です。
彼には負けられません。なんとかそのまま押し切って!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

皐月賞馬は二冠馬になっていました。
残り1ハロンで追いつかれると並ぶまもなくかわされ結果は2馬身差の2着でした。(泣)

正直ムチャクチャ悔しいですが仕方ありません。
この雪辱は秋にきっと晴らしましょう。秋に備えて放牧に出てもらいました。

2003.1.22
ソヨカゼの秋初戦はセントライト記念です。
春の実績を評価されてか1番人気に押されています。
こちらとしてもライバルの二冠馬以外に負けるわけには行きません。
とりあえずは危なげなく圧勝しました。
本番の菊花賞に向けて準備は万全です。

菊花賞。ソヨカゼは2番人気です。1番人気はもちろんライバルの二冠馬です。
ソヨカゼ陣営としても今度こそ一矢を報いたいところです。
戦力分析をしましょう。皐月賞、日本ダービーともにソヨカゼは完敗といった内容でした。
しかし菊花賞の距離を考えると二冠馬は距離適正:クラシック。
万能(中)であるソヨカゼに分があるはずです。

コースポでも三冠馬誕生か、もしくはソヨカゼが阻止出来るかに注目しています。
やはりクラシックは盛り上がっていいですね。

スタート後、ソヨカゼ、二冠馬ともに好位置につけレースを進めます。
4コーナー回った辺りで2頭とも先頭と差を詰めて行きます。まさに互角と言った感じ。
しかし、残り2ハロンのところで二冠馬が突然失速して行きました。
やはり距離が長かったのでしょう。
こうなったらソヨカゼの独壇場です。先頭をかわすと一気に差を広げ、
2着に3馬身差をつけ圧勝しました。

ついにせせらぎ牧場から初のクラシックを制した馬が誕生しました。
怪我に泣きGTをとる事が出来なかったお兄さんの無念も晴らすことが出来ましたね。
お兄さんが本格化したのは4歳でした。
3歳でGTをとってしまったソヨカゼはどこまで強くなるのか今からわくわくします。
ケガには気をつけないといけないですけどね。

調子はよいのですが結構疲労がたまっているので、
ジャパンカップは回避して、次走は年末の有馬記念にする事にしました。
二冠馬とはそこで再度勝負ですね。今度は相手の得意距離です。
古馬達もいますし、厳しいかもしれないですがソヨカゼの健闘を期待しましょう。

2003.1.23
有馬記念。ソヨカゼが古馬達との初対決に挑みます。
3番人気になっていました。

1番人気は天皇賞・秋の勝ち馬で2番人気はジャパンカップの勝ち馬、両方とも古馬です。
気になるライバル馬、二冠馬は5番人気でした。あまり人気になっていませんね。
前走を確認するとジャパンカップに出走して8着と惨敗していたみたいです。
ジャパンカップと言えば二冠馬の得意距離ではないですか。
やはり古馬達相手では厳しいのでしょうか?
3歳代表としてソヨカゼにはがんばってほしいところです。

4コーナーを回った時点でソヨカゼは3番手、先頭はライバルの二冠馬です。
さすがは二冠馬、かなりの粘りを見せてくれます。しかしソヨカゼも負けてはいません。
ジリジリと差を詰め残り2ハロンの時点で2番手に上がり、
どうやら先頭を捕らえそうな感じです。このまま行けばGT連勝できそう。
と思ったときでした。後ろからジリジリ差を詰めてくる馬がいます。
でもソヨカゼの脚もかなりいいです。残り1ハロンなら追いつかれない・・と思う
かなり緊張する1ハロンでした。
ソヨカゼは二冠馬に追いつけるか、後ろの馬に追いつかれないかどちらもかなり微妙です。

ゴール直前。ソヨカゼが二冠馬を捕らえました。やったGT連勝・・・
とおもった瞬間、外から追い込んできた馬に交わされクビ差の2着になってしまいました。

しばらく画面の前で硬直してしまいました。惜しすぎませんか?
確認すると勝った馬は1番人気の天皇賞馬でした。さすがと言うべきなのでしょう。

しかし、ソヨカゼはGT4戦中、1着1回、2着3回と
かなりくやしい結果になるレースが多いです。勝負根性が足りないのでしょうか?
そういえばお兄さんのツメタイカゼも、いつも惜しいレースでGT勝ちを逃してましたね。
いや来年はもっと強くなってくれると信じたいです。

ハラハラして面白いから、このままでもいいんだけどね。
でもやっぱり勝ってもらいたいな〜〜〜〜

2003.1.24
ソヨカゼも古馬になりました。他の競走馬を見てみると、
ライバルの二冠馬は引退し、種牡馬になっていました。どうやら彼は早熟だった見たいですね。
去年の有馬記念の覇者は引退していませんでした。彼は有馬記念でGT5勝目だったようです。
ソヨカゼの今年の目標は、現役最強の彼に借りを返すことですね。

今年、ソヨカゼの予定は・・・
日経賞→天皇賞・春→安田記念→宝塚記念
放牧(1ヶ月)
天皇賞・秋→ジャパンカップ→有馬記念
で行こうと思っています。

距離適正:万能(中)の彼に天皇賞・春は距離が長いような気もしますが
ソヨカゼは菊花賞馬です。出ないわけにはいかないでしょう。

どれだけの活躍をみせてくれるのか、今から楽しみです。

2003.1.25
日経賞。ソヨカゼは調子が上がりきっていません。
まあ本番前の叩きなのでこのまま出走する事にしました。
結果はハナ差の2着。惜しいレースでしたが本番は次です。

天皇賞・春。ソヨカゼは1叩きして最高潮になっています。
人気も1番人気、現役最強馬も出走しています。彼は2番人気でした。
人気だけでなく結果でも彼に勝ちたいところです。

しかし、やはり距離が長すぎたようです。最後の直線で失速し6着でした。
ちなみに現役最強馬は9着、彼にも3200Mは長すぎたようです。
一応先着しましたが、これでは借りを返したとは言えないですね。
勝負は持越しです。

次走、安田記念では前走の惨敗が影響したのか3番人気になっていました。
現役最強馬は出走していませんでした。どうやら金鯱賞から宝塚記念に向かうようです。
彼とは宝塚記念で勝負ですね。

安田記念は、ゴール前で3頭の壮絶な叩きあいになりました。
ラスト1ハロンで、ソヨカゼがなんとか先頭にたった。
と思ったらすぐにもう1頭にかわされてしまいました。
昨年の有馬記念のラストシーンが頭の中でよみがえりました。
また2着かと諦めかけたとき、ソヨカゼが二の脚みせ再度先頭に立ちそのままゴール。
なんとかGT2勝目を手にしました。

ソヨカゼは相変わらずゴール前で熱いレースを見せてくれます。
少し心臓に悪い気がしますが・・・

さあ次は宝塚記念でGT5勝の現役最強馬にリベンジですね。
また熱いレースを期待してるよ。

2003.1.26
さあ現役最強馬とソヨカゼの対決が再びやってまいりました。
宝塚記念です。

1番人気はやはりGT5勝の最強馬でした。ソヨカゼは2番人気。
お互い得意の距離です。ソヨカゼは借りを返せるでしょうか?

ソヨカゼの脚質は先行なのですが、今回はスタート後なぜか後方にいます。
前につけられないのでしょうか?不安がよぎります。3コーナーから4コーナーにかけて
先頭の馬はなんだか悠々と進んでる様にみえます。
それでも最後の直線でソヨカゼが猛然と差を詰めて行きます。
もう1頭、GT5勝馬もソヨカゼより前で、先頭に迫っています。
しかし、先頭の馬も粘ります。結果はそのまま逃げ切られ、2着にGT5勝馬、
ソヨカゼは3着でした。

GTで連勝するのは難しいですね。
でもソヨカゼもいつ勝ってもおかしくない力はある(と思う)ので秋も楽しみしていいでしょう。
秋に備えて、予定どうり放牧に行って貰いました。

牧場に1人のお客様が見えました。椎野はるかさんです。
「この子は将来せせらぎ牧場を背負ってたつ馬になりそうですね。」
これはエースイベントではないですか。
あの万能馬シルフィウインドですらこんな事は言われませんでした。
(シルフィウインドは柵越えイベントが発生してました。)
この子はどれだけの活躍をしてくれるのでしょうか。チョット怖い気もしますね。

そういえば前作では、このコメントはたしか有馬桜子さんが言ってませんでしたっけ?
有馬桜子さんとは競馬場で何度か会いましたけど、今回は牧場には来てくれないのかな?

2003.1.27
秋、ソヨカゼは天皇賞・秋、マイルCS、有馬記念に出走しました。
2番人気、2番人気、3番人気と人気は高かったのですが、
結果は、5着、5着、3着と勝利する事は出来ませんでした。
しかも3レースとも1馬身差以内と相変わらず惜しい負け方ばかりでした。
まあ彼らしいレースで、応援しがいはあったんですけどね。

来年も彼らしいハラハラするレースを楽しみにしています。
(もう1つくらいGT勝ってもおかしくないと思うんだけどな・・・)

さて、せせらぎ牧場が開設されてから20年がたちました。
やっと牧場施設を一通り作りました。(最大拡張はまだだけど)
これも、今までがんばってくれたお馬さんたちの活躍のおかげですね。

でも、最大拡張が終わるのにはどのくらいかかるのかな?
このペースだと、あと10年ぐらいは必要かな?
まあ焦らずのんびり行きましょう。(こんなことだから時間がかかるんでしょうね^_^;)

2003.1.28
ソヨカゼのピークはどうやら過ぎてしまったみたいです。
翌年は1勝も出来ず、また彼らしい熱いゴール前を見せる事もありませんでした。

ソヨカゼの成績は19戦5勝、GT勝2回

こうして見るとあまり良い成績ではありませんね。
しかし、彼は成績以上に印象に残るレースを見せくれました。
無事に種牡馬入りも出来たことだし、今度は熱いレースを見せてくれる産駒を期待してます。

さて、ソヨカゼが引退してしまうと残りの所有馬は条件馬のみになってしまいます。
せせらぎ牧場は冬の時代になってしまうのでしょうか?

いえいえ、そんな事はありません。せせらぎ牧場の将来を背負ってくれる予定の牝馬が
もうすぐデビューを迎えます。

せせらぎ牧場のエースの名は、フィーウインド
そうです、あのエースイベントが発生した牝馬です。きっと活躍してくれるに違いないのです。
でもデビューが3月なのでクラシックは間に合わないだろうな・・・

2003.1.29
この3年間で、所有馬の中で目立った活躍をしてくれたのはソヨカゼただ一頭で、
その他の馬たちは条件戦でがんばってくれていました。

GTのような本番が1度だけのような緊張感もいいですが、
勝ったり負けたりを繰り返しながら、少しづつクラスが上がっていく条件戦も
けっこう楽しめます。
突然、本格化してGT級にまで成長する馬もいますしね。

そんな中3年前から、ある事に挑戦していました。新人騎手の育成です。

騎乗依頼の少ない新人騎手の頃から所有馬にたくさん乗ってもらい
騎手の成長していくのを見守るのがけっこう好きでWPシリーズでは毎回やっていました。
ただ、いつもはGTを狙える所有馬を毎年、コンスタントに数頭生産できるようになってから
初めるものだったのですが、新米馬主が新人騎手の育成に挑戦するのも面白そうだったので
始めて見る事にしました。

今回、育成している騎手は駒井円騎手。
がんばっているうちの条件馬たちに乗ってもらっています。
デビューして3年たった現在、同期の騎手たちの中で勝利数はなんとか1位ですが、
あまり差がない状態です。

能力では彼女より能力が上の同期がいるので、勝利数で現在1位でも気を抜けません。
1流騎手への道はまだ始まったばかりです。まだまだ先は長いですががんばって行きましょう。

2003.1.30
せせらぎ牧場の期待を背負ってデビューしたフィーウインドですが、
デビュー戦は3着、その後3着、2着、1着と初勝利するのに4戦必要でした。
(カウントダウンにたいな成績ですね)

やはり彼女は晩成みたいですね。活躍するのは4歳以降かな。
本格化するのを気長に見守って行こうとおもいます。

秋になり新馬戦が始まりました。
せせらぎ牧場からも愛馬たちがデビューしていきます。
その中で1頭のテールブロウ産駒が新馬戦で圧倒的な大差で勝利を上げました。
2着との着差が0.9秒差。
デビュー戦からこんなに圧倒的勝利をしたのはこの馬が初めてです。
もしかしたらクラシックに挑戦できるかも知れません。

まだ新馬戦なので過剰な期待は禁物ですが、
どれだけの活躍を見せてくれるのか、やはり期待してしまいます。

デビュー戦で騎乗したのは新米騎手の駒井円です。
彼女とともに大活躍してくれたら、ほんとに嬉しいでしょうね。
たのしみだな〜〜〜〜

2003.1.31
デビュー戦で圧倒的大差で勝利を手にしたブロウペガサスですが、
次走どこに向かうかかなり悩みました。

デビューした時期がもっと早ければよかったのですが、彼のデビュー戦は11月。
2歳牡馬のGT、朝日杯FSが目前に迫っています。
まだ1勝しか上げていないブロウペガサスは500万下でしかありません。
本来であればGT挑戦などはせずに、地道に条件戦に向かうのですが、
新馬戦での圧倒的勝利が脳裏に焼きついて離れません。
もしかしたらGTでもやれるかもしれないじゃないですか。
(過剰な期待は禁物じゃなかったっけ?)

過剰な期待で一杯の馬主は、朝日杯FSにブロウペガサスを登録してしまっていました。

しかし世間の目は冷静です。
コウスポでは、ステップの重賞で勝利している外国産馬に注目しています。
1勝馬のことなど片隅にも書いてありません。
レース当日もやはり2勝以上している馬に人気が集まっています。
ブロウペガサスは8番人気でした。妥当なところでしょう。

レースでは後方に待機して4コーナーで仕掛けます。
悪くない展開です。最後の直線ではブロウペガサスは3番手に位置していました。
しかも除々に差を詰めて行っています。もしかして勝ってしまうかも!?

応援にはかなり熱くなり、期待もものすごく膨らんだゴール前ですが、
そんなに甘くはありませんでした。なんとか二番手になったところでゴールでした。

でも1着との差はわずか1/2馬身差。堂々たる2着です。
来年のクラシックは大いに期待できそうです。
馬主の過剰な期待は膨らむ一方でした・・・





前のページへ 戻る 次のページへ